LULUMAMAメイトvol.5
この連載では、さまざまなシーンで活躍している女性を、LULUMAMA編集部がインタビューし、発信していきます。
皆さんのライフスタイルにおけるヒントになれば嬉しいです。
今回登場するのは、作家・インナーチャイルドヒアラー(生きづらさの根本的な原因を、幼児期から遡って探るお手伝い・ヒアリング)として、メディアプラットフォーム『note』での発信、コラム執筆等で活躍されているNoriko Smithさんです。
まずは、LULUMAMAのテーマである「血流改善でママを応援する」にちなんで質問させていただきました。
Q.血流をよくするために食事で意識していることはありますか?
A.お豆には栄養素が豊富に含まれているので、積極的に摂っています。
※写真はイメージです
我が家はお肉を食べないペスカタリアン(牛や豚などの肉類は食べないものの、魚介類は食べる菜食主義)なので、お魚やお豆、野菜が中心の食生活です。
あとは、味付けにスパイスを使っています。
体を温める働きを持つスパイスはたくさんあります。
主人にスパイスがたくさん入ったインドカレーやトマトソースパスタ、ベジタリアンチリなどを作って貰うことも多いです。絶品です!
ーーお豆にはたくさんの栄養素が含まれていますよね。
LULUMAMAでも、『小豆』『ひよこ豆』に含まれている栄養素・栄養素の働き、レシピなどを紹介していますのでぜひご覧ください。
血流をよくするために食事以外で意識していることはありますか?
A.ストレスを溜めないように心掛けています。
※写真はイメージです
『瞑想』を習慣として取り入れていますね。娘が寝た後15分ほど、行っています。
母として妻として慌ただしく過ぎていく日々ですが、瞑想を取り入れることで、ゆっくり自分と向き合うことができています。
あとは、体の健康も心がけています。
毎朝、プランク(体幹トレーニング)とスクワットをして体を温めた後に、ストレッチをしています。
今は毎朝の習慣になっていますが、運動がとても苦手だったので、最初は1日3分程度の運動から始めました!
運動が苦手な方も、1日3分のストレッチや運動からはじめてみてはいかがでしょう?
運動をすると心も元気になる気がしますよ!
ーー心身面のケアとして、瞑想やトレーニングを習慣にされ、ストレスを溜めないようにされているのですね。
自律神経の乱れは体を萎縮させてしまい、血流を滞らせ、肩こりや腰痛などの体の不調のきっかけになります。
LULUMAMAでは、育児カウンセラーの方に教えていただいたストレスとの向き合い方を紹介しています。
また、ヨガインストラクターの方に教えていただいた、自律神経を整えるヨガのポーズを紹介しています。
こちらもぜひご覧くださいね。
ここからは、Norikoさんの"お仕事" についてインタビューをしていきます。
今のお仕事を始めたきっかけを教えてください。
※写真はイメージです
幼少期に両親が感情的になることがあって、ずっと親の顔色を窺いながら学生時代を過ごし、期待に応えるために頑張っていました。
大学卒業後の進路も、何の疑問も抱かずに、両親が喜びそうな大手企業への就職を選びました。
ですが、大手企業からの内定をいただいたタイミングで、これまでの緊張がプツンと切れてしまったのか、うつ病になってしまいました。
この時は、『自分には価値がない』と思ってしまって、何もする気が起きませんでした...。
でも、この状況からなんとか脱したくて、うつ病を克服するために様々な本を読んだり、カウンセリングを受けたり、ワークに取り組みました。
それから10年ほど経ち、症状も落ち着いた頃に妊娠し、断薬することができました。
ですが、その後も生きづらさは変わらず、再び心身共に大きく体調を崩してしまった時に、「今度こそありのままの自分を愛せる自分になりたい」と決心し、コーチングや本で学びを深めました。
学んでいくうち、私と同じく幼少期に両親や周りの大人との関わりの中で傷ついた経験があり、大人になった今も傷を癒せないまま、生きづらさを抱えて悩まれている方がたくさんいることに気がつきました。
この経験から『うつ病を経験した私だからこそ、救える方たちがきっといる』と感じ、インナーチャイルドヒアラーになる決心をしました。
ーーご自身の経験をきっかけに、周りの人を救いたいと思われたのですね!私もNorikoさんの記事(noteにて)を拝読し、とても癒され助けられました。
自分のやりたいことを実現するまでに大変だったことはありましたか?どんなことが大変でしたか?
※写真はイメージです
インナーチャイルドヒアラーとして活動を始めるにあたり、講座の受講が必要でした。
しかし、小さな娘の子育てをしながら会社員としても働いていたので、講座を受講するための時間を確保することが難しかったです。
ーー限られた時間の中で、どのように講座を受講するための時間を確保されたのですか?
主人や、私の両親に思い切って相談し、協力してもらいました。
相談する前は、『きっと反対されるだろう』と思っていたのですが、主人も私の両親も快く承諾し応援してくれました。
主人も私の両親も、娘の遊び相手をしてくれ、料理を作ってくれました。
たくさんの人に支えられて挑戦することができたことを、本当に心から感謝しています。
ーー周りの方に思い切って相談したことが、夢に近づくきっかけになったのですね!
やりたいことをお仕事にすることが叶った今、お仕事で大切にしていることは何ですか?
セッション(ご相談者様との対話)では、ご相談者様のお気持ちに”共感”し、”寄り添う”ことを大切にしています。
また、ご相談者様自身の可能性を心から信じ、尊敬の念を持ってお話を伺うことを心がけています。
執筆では、『ありのままの等身大の自分を発信すること』を大切にしています。
ーーご相談者様のことを想う温かいお気持ちがとても伝わります。
毎日モチベーションを保つために行っていることはありますか?
『自分を満たす』ことを意識しています。
自分が満たされていないと、ついイライラしたり、周りの方や自分を責めたり...ネガティブモードに入ってしまいます。
子どもは、お母さんの笑顔を見ることが一番嬉しいんじゃないかなと思っています。
なので、『疲れていて、表情にも疲れが出ているな〜』と感じたら、頑張ることは一旦やめて、娘と一緒に昼寝をします。
他にも自分の時間を作って、好きなことをしながらのんびりします。
あとは、瞑想をすることでモチベーションを保てています。
ーーお子さんのためにもまずは自分を満たすことが大切なのですね。
今抱えている悩みごとはありますか?
今後、インナーチャイルドヒアラーや作家として、どのように活動の幅を広げていこうかと悩んでいます。
でも、どっぷり悩みにつかるのではなく、『悩みもすべて糧になる』と思って過ごしています。
育児とお仕事を両立するために工夫していることはありますか?
※写真はイメージです
週末などは、できる限り娘と外遊びをするようにしています。
家にいると、終わっていない家事やお仕事が気になってしまうので。
あとは、情報を耳から取り入れています。
受講した講座を再度聴いたり、ラジオや音声メディアなどを使ったりしています。
耳からの情報収集は、なかなか手が空かない忙しいママでも学びを得られる有効な手段です。
家事をするときは、イヤフォンをつけています。
聴いていると憂鬱な家事もあっという間に終わるので、一石二鳥です。
ーー耳から情報を集めているのですね!上手くラジオや音声メディアを活用されていらっしゃるのですね。
ご家族と仲良く楽しく過ごすために心がけていることも教えていただけますか?
※写真はイメージです
帰宅した時に、「今日はどんな1日だった?」と聞きあっています。
これは主人が習慣化してくれていることなのですが、お互いの1日を知って、共感をしたり励ましたりしてお互いを労うことで、仲良く過ごせているなと思います。
娘には、絵本の読み聞かせを毎日しています。
絵本を読み聞かせることは、娘との大切なクオリティ・タイム(親が子どもと一緒にいることで『あなたは大切な存在』だと伝える時間)です。
あとは、娘に対してできるだけ干渉せず、ひとりの人間として尊重するように心がけています。
ーー忙しくても、時間をとって、ご家族でコミュニケーションを取り合っているのですね!
今幸せに感じる瞬間を教えてください
※写真はイメージです
音楽をかけながらみんなでダンスをしている時やラグマットの上でみんなでゴロゴロしている時が至福です。
あとは、娘がほっぺにキスをしてくれたり、「ママ大好き」と言ってくれたりするときですね。
愛しさが溢れて止まらなくなります(笑)。
Norikoさんありがとうございました!
Norikoさんから子育て中のママへ応援メッセージ‼︎
自分で自分を大切にできるようになると、自然と周りからも大切にしてもらえます。
子育ては大変なこともたくさんありますよね。
自分に自信が持てなくなりそうな時は、『ありのままの自分でも大丈夫』と唱えてみてください。
私は、10年以上にわたってうつ病を経験してきました。
生きづらさを感じ続けてきた自分だからこそ、届けられるものがあると思って、活動しています。
幼少期の出来事を振り返り、自分の本当の感情に気がつくことで、『自分はありのままでも素晴らしい』と思えるようになります。
今悩まれていて、1人で解決することが難しいと感じた時は、ぜひご相談くださいね。
今後は、生きづらさを抱え苦しんでいる方の心に、そっと寄り添えるような本を出版する予定です。
Noriko Smithさん
作家・インナーチャイルドヒアラー(生きづらさの根本的な原因を、幼児期から遡って探るお手伝い・ヒアリング)として、メディアプラットフォーム『note』での発信、コラム執筆等の活動を行なっている。
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