この記事では、ヨガインストラクターの永原さんに聞いた、朝ヨガのメリットとおすすめのヨガポーズを紹介します。
「朝ヨガ」は朝の時間にヨガを行うことです。
「最近目覚めが悪いなぁ」
「1日中やる気がでない・・・」
そんな日が続いている方は、ぜひ朝ヨガをしてみては?
朝起きて、お水を一杯飲んでから朝ヨガを始めるのが、ヨガインストラクターの永原さんのおすすめだそうですよ。
記事では、ベッドの上でも出来る、お手軽なヨガポーズも紹介しています。忙しい方も必見です!
朝ヨガに期待できる5つの効果
朝ヨガを行うとどんな効果が期待できるのでしょうか。
ヨガインストラクターの永原さんに伺いました。
朝ヨガに期待できる効果(1):むくみの解消
血流が良くなると、顔や手足のむくみの解消につながります。
むくみによって体が重いと感じてしまう朝でも、ヨガを行うことによって
スッキリとした気持ちで1日を始められそうですね。
朝ヨガに期待できる効果(2):代謝がUP
冷えを改善したい人やダイエットをしたい人にも、朝ヨガはおすすめです。
朝ヨガに期待できる効果(3):お通じの改善
朝ヨガは、便秘に悩んでいる方にもおすすめです。
朝ヨガに期待できる効果(4):集中力や活力の向上
”交感神経”のスイッチが入ると、集中力や活力がUPしますよ。
交感神経が刺激されると体がシャキッとするきっかけに。
気分を上げたい朝にも、朝ヨガはおすすめです。
朝ヨガに期待できる効果(5):心身が整う
穏やかな気持ちで一日をスタートさせることができるでしょう。
自分の心と体を整えることで、気持ちにもゆとりができるでしょう。
穏やかに過ごせそうですね。
【効果別】ヨガインストラクター厳選の朝ヨガポーズ
ヨガインストラクターの永原さんに、朝ヨガを行う時のおすすめのポーズを教えて頂きました。
気分に合わせて試してみては?
目覚めをすっきりさせる朝ヨガポーズ
目覚めが悪い朝や、頭がスッキリしない朝におすすめのポーズです。
1)仰向けになり、両手の親指を組む
2)両手の親指を組んだまま、頭の上に両腕を上げる
3)脚をそろえて、つま先を遠くに伸ばす
4)息を吸って、手の指先とつま先を引っ張り合うようにして全身を伸ばす
(上の写真参照)
※体の前面のストレッチ
5)息を吐きながら、力を緩める
6)3~5回くり返したら、手はそのままにして、つま先は天井(足首を曲げる)に向ける
※かかとは遠くへ蹴りだすように
7)息を吸って、手の指先と、かかとを引っ張り合うようにして全身を伸ばす
※体の背面のストレッチ
8)息を吐いて、力を緩める
9)3~5回くり返す
体のだるさ・重さが軽減する朝ヨガポーズ
前日の疲れが取れていないと感じる朝に、おすすめのポーズです。
1)”あぐら”で座り背筋をのばす。右手を体から少し離して、床に置く
2)息を吸いながら、左手を天井にあげる。
3)息を吐きながら、右ひじを曲げて上半身を右に倒し、左のわき腹を伸ばす。
(上の写真参照)
※この時左のおしりが上がらないように注意する
4)息を吸いながら体を元に戻す
5)反対側も同様に行う
6)左右それぞれ1セットとし、3~5セット行う
気分を上げたいときの朝ヨガポーズ
気分を上げたい朝におすすめのポーズです。
1)四つ這いになり、両手を前に伸ばす
2)両腕とあごをマットにつける
※あごをマットにつけるのがきつい場合はおでこでもOK
3)息を深く吸って、吐きながら天井にお尻を突き上げ、胸は床に近づける
(上の写真参照)
4)3〜5回、深い呼吸をしながら姿勢をキープする
5)伸ばしていた手を自分の方へ近づけながら、そのままお尻をかかとの上に乗せる
(下の写真参照)
6)手を前方に伸ばしたまま、おでこをマットにおろして5秒お休みする
体の冷えを解消し、血流改善につなげる朝ヨガポーズ
起きたとき、体の冷えを感じた朝におすすめのポーズです。
1)体育座りから、両膝を外側に倒し、足の裏を合わせる
2)かかとはできるだけ自分の方(恥骨の近く)に寄せる
3)足の親指をつかみ、腰・背中を伸ばす
(上の写真参照)
4)息を吐きながら少しずつ上半身を前に倒していく
※腰・背中が丸くならないように注意する
5)股関節に程よい伸びを感じるところで、3回深呼吸をしながらキープ
6)息を吸いながら背筋を伸ばし、息を吐きながらさらに少しだけ、体を前に倒す
7)息を吸いながら、ゆっくりと上半身を起こす
8)膝を閉じ、両手を後ろについて、脚を伸ばす。脚を左右にゆすり、5秒お休みする
首凝りによる辛さを軽減させる朝ヨガポーズ
起きたとき、首凝りによる辛さを感じた朝におすすめのポーズです。
1)”あぐら”で座り、背筋を伸ばす
2)頭を右に倒し、右手を左耳の上のあたりに添えて、左手は床に置く
※このとき、左肩が上がらないように左肩は力を抜く左手は脱力して下ろす
3)左の首筋に伸びを感じながら、息を吐く。気持ちいいと感じるところまで右手で頭を押して倒していく
(上の写真参照)
4)右手を左耳の後ろ(後頭部側)に移し、あごを引きながら斜め下を見る
5)左側の首筋の後ろ側に伸びを感じながら息を吐き、気持ちいいと感じるところまでさらに頭を下ろしていく
6)ゆっくりと頭を戻し、反対側も同様に行う
朝ヨガで心も体スッキリさせましょう
朝ヨガにおすすめのポーズを5つ紹介しましたが、1つのポーズを行うだけでも、身体の調子が整います。
さらにリフレッシュしたい方は、朝日を浴びながらヨガを行うのもおすすめです。