血流改善に繋がるそうめんの栄養素と、栄養素不足を補うそうめんのアレンジレシピを紹介します。
そうめんに含まれる栄養素は?
そうめんは1束あたり50gが一般的です。
そうめん1人前の目安は2束(100g)です。
今回は、乾燥した状態のそうめん2束(100g)に含まれる血流改善に繋がる栄養素を紹介します。
乾燥した状態のそうめん2束(100g)の栄養素(一部)
- セレン(16μg)
- モリブデン(14μg)
- メチオニン(150mg)
続いて、それぞれの栄養素の働きを紹介します。
セレン
必須微量ミネラルのセレンは、セレノプロテインというたんぱく質として、体内でさまざまな働きをします。セレノプロテインには抗酸化作用があります。
※必須微量ミネラル...必須ミネラル(栄養素として欠かせないミネラル)のうち、1日の摂取量が100mg未満のもの。
モリブデン
血液内で鉄が不足した時、肝臓に蓄えられている鉄の運搬を助け、造血を促す働きがあります。
また、プリン体の代謝・分解に関与します。
メチオニン
メチオニンは必須アミノ酸の1つです。体内でグルタチオンやタウリンに変換されます。
グルタチオンは、抗酸化物質で活性酸素から細胞を守る働きがあります。
タウリンは、肝機能改善作用、コレステロールを減らす働きなどがあります。
いずれの栄養素も、多く摂れば健康になるわけではありません。バランスの良い食事を心がけましょう。
摂りすぎには注意しましょう。
そうめんはダイエットに良い?
ダイエットのために、カロリーコントロールを始めようとお考えの方もいるのではないでしょうか?
まずは、そうめん1人前のカロリーから見ていきましょう。
そうめんのカロリー(1人前)
- そうめん2束(100g)のカロリー...114kcal
- めんつゆ(めんつゆストレートを約80gを使用した場合)のカロリー...35kcal
総カロリーは149kcalです。
※薬味として長ネギを使用を5g使用した場合は、プラス1kcalです。
ちなみに、白米茶碗1杯(150g)は234kcall 、6枚切り食パン1枚(約60g)は149kcalです。
カロリーだけを見ると、比較的低く、ダイエットに向いているの ではないかと感じてしまうかもしれまんが、そうめんだけでは、ビタミンやミネラルなどが不足し、 栄養が偏ってしまいます。
栄養が偏ってしまうと、体調を崩してしまいますし、肌荒れ等も起きてしまいます。健康面・美容面ともによくありません。
正しく健康的にダイエットを成功させるためにも、バランスのよい食事を心がけ、カロリーコントロールだけでなく、適度な運動も取り入れていくとよいでしょう。
次に、ビタミンやミネラル等の栄養素を補うそうめんレシピを紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね!
栄養素を補うそうめんレシピを紹介
そうめんとトマトのカッペリーニ風
- そうめん...4束(200g)
- トマト...小さめ1個(50g程度)
- カットトマト缶...200g
- おくら...5本
- バジル(もしくは大葉)...5枚
- コンソメ粉末...5g
- 塩・ブラックペッパー...各小さじ1/2
step
1トマトは1.5~2cm角に切る。バジル(大葉 )は一口サイズに切る
step
2おくらは、ヘタの近くの筋が入った部分(ガク)まで切り落とす。鍋に湯を沸かしておくら を入れ、2分茹でる
step
3(2)の茹で終わったおくらをまな板の上に置いて冷まし、冷めたらキッチンペーパーで水気を切り、端から5mm幅で輪切りにする
step
4ボウルにそうめん・塩・ブラックペッパー以外の材料 を入れて混ぜ合わせる
step
6そうめんは袋の表示を参考にゆでて流水でよく洗い水気をよくきり、(4)のボウルに入れて混ぜ合わせる
step
7(5)がよく混ざったら、 お皿に盛り付けて塩とブラックペッパーで味を整える
タンパク質を補うために、ゆで卵やツナ缶のツナをトッピングするのもおすすめです。
冷やし中華そうめん
- そうめん...4束(200g)
- ロースハム...4枚
- 卵...2個
- レタス...4枚
- 【A】しょうゆ...大さじ1
- 【A】酢、砂糖、水...各小さじ2
- 【A】ごま油...小さじ1
- 【A】塩...適量
step
1鍋に湯を沸かし、沸騰したところに卵を入れてゆで卵を作る
step
2ロースハム・レタスは5mm幅程度で細切りにする
step
3ボウルに【A】を全て混ぜ合わせる
step
4そうめんは袋の表示を参考にゆでて流水でよく洗い水気をよくきり、(3)のボウルに入れて混ぜ合わせる
step
5(4)をお皿に盛り付け、(2)の具材をのせる。(1)のゆで卵は半分に切って盛り付ける
まとめ
暑い夏は、のど越しのいいそうめんをついつい食べたくなってしまいますが、 そうめんばかりでは栄養が偏ってしまいます。
ぜひ、アレンジレシピを参考に、具材を増やしてみてくださいね。
栄養バランスのいい食事を心がけ、元気に暑い夏を一緒に乗り切りましょう!
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