今回は、スーパーなどでも売られている「焼き海苔」の栄養素と、その栄養素の働きを紹介します!
焼き海苔を使った簡単レシピも紹介しているので、献立の参考にしていただけたら嬉しいです。
焼き海苔に含まれている血流改善につながる栄養素
焼き海苔に含まれている血流改善につながる栄養素についてご紹介します。
焼き海苔に含まれる血流改善に繋がる栄養素(一部)
- ビタミンA
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- 鉄
- カリウム
- タンパク質
- 食物繊維
- 葉酸
- ヨウ素
ビタミンA
ビタミンAには、抗酸化作用が期待できます。
抗酸化作用には、動脈硬化を起こしやすくする過酸化脂質の生成を抑える働きがあります。
ビタミンB6
ビタミンB6は、赤血球のヘモグロビンの合成にも欠かせない栄養素です。
代謝に関わる100を超える酵素反応の手助けをする、補酵素の役割があります。
免疫系の維持にも必要な栄養素です。
ビタミンB12
ビタミンB12は、葉酸と協力し、赤血球の合成を助けています。
また、神経細胞を健康に保ち、遺伝物質であるDNAの合成を助ける働きや、疲労や体力低下を引き起こす貧血を予防してくれます。
鉄
赤血球中のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンを構成しているミネラルの一種です。
ヘモグロビンは、全身に酸素を運び、体の状態を良好に保つ働きがあります。
鉄分が不足すると、ヘモグロビンが作られないため、鉄欠乏性貧血を引き起こします。
カリウム
カリウムは、腎臓で行われるナトリウムの再吸収を抑える働きがあります。
この働きによって体内の余分なナトリウムを体外へ排出します。
タンパク質
タンパク質は、体(細胞)を構成している主要な成分です。
赤血球の中のヘモグロビン、筋肉や臓器、肌、髪、爪、体内のホルモンや酵素、免疫物質などを構成している必要不可欠な栄養素でもあります。
食物繊維
焼き海苔には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が含まれています。
水溶性食物繊維は、腸の中で糖の吸収を緩やかにし、脂質などを絡めとって排出します。
不溶性食物繊維は、便のカサを増やして腸の働きを促し、お通じをよくしてくれます。
葉酸
葉酸は、ビタミンB12と協力し、赤血球の合成を助けるビタミンです。
また、動脈硬化の原因の1つと考えられている『ホモシステイン』を、『メチオニン(必須アミノ酸の1つ)』に変換する働きに関与しています。
動脈硬化の予防に重要な働きをしている葉酸は、良好な血流を保つ手助けをしてくれるでしょう。
ヨウ素
ヨウ素は、甲状腺ホルモンの一部です。
甲状腺ホルモンは、脳の一部から出される甲状腺刺激ホルモンにより甲状腺から分泌され、血液を通して臓器に運ばれ、体の中の新陳代謝を調整する役割を果たしています。
焼き海苔を使った絶品簡単レシピを紹介
食物繊維たっぷり!焼き海苔サラダ
- レタス...半玉
- 焼き海苔...全形1枚(3g)
【A】
- ごま油...小さじ2
- いりごま…大さじ1
- 鶏がらスープの素...小さじ1
- 醤油...小さじ1
- 料理酢...小さじ1
step
1レタスは洗って食べやすい大きさにちぎって水気をきり、ボウルに入れる
step
2(1)に焼き海苔を手で一口サイズにちぎって入れ、Aの調味料を全て入れてしっかり混ぜる
step
3しっかり混ざったらお皿に盛り付ける
焼き海苔の和風パスタ
- 乾燥パスタ...200g
- 焼き海苔...全形2枚(6g)
- ノンオイルツナ缶...1缶(80g)
- 水(パスタを茹でる用)...適量
- 塩(パスタを茹でる用)...ひとつまみ
【A】
- 顆粒和風だし...小さじ1
- めんつゆ...大さじ2
- オリーブオイル...大さじ2
step
1深めのフライパンにパスタを茹でる用の水を入れて沸騰させる。沸騰したら塩を入れてパスタを茹でる。※パスタを茹でる時間は、パスタの袋に記載の表示時間に合わせて調整してください
step
2手で一口サイズにちぎった焼き海苔と、ノンオイルツナ缶、Aの調味料全てをフライパンに入れて1分程度弱火で煮詰め、1分経ったら火を止めてパスタが茹で上がるのを待つ
step
3(1)のパスタをザルにあけて水を切ったら(2)に入れて、しっかり混ぜ合わせたらお皿に盛り付ける
焼き海苔でも美味しい!韓国キンパ
- 白米...150g(温かいもの)
- 牛こま切れ肉...50g
- ほうれん草...25g
- ごま油(炒め用)...適量
- ごま油...小さじ1
- 塩...小さじ¼
- 焼き海苔...全形21枚(6g)
- 砂糖...小さじ1
- 醤油...小さじ1
- コチュジャン...小さじ1/2
- しょうが...4g(チューブの場合は3cm程度)
- 塩...小さじ1/2
- 鶏ガラスープのもと...小さじ1/4
- いりごま...小さじ½
- ポリ袋(牛こま切れ肉に調味料を入れ、もみ込む時に使用)
step
1牛こま切れ肉と【A】の調味料全てをポリ袋などに入れて、もみ込む。にんじんは洗って皮をむき、細切りにする。ほうれん草は茹でて冷水にとってさらし、2〜3cm幅に切って水気をよく絞る
step
2フライパンにごま油をひいて、(1)の牛こま切れ肉を入れて色が変わるまで焼いたら、一度お皿にあげる
step
3(2)のフライパンをキッチンペーパーなどで拭き取った後、ごま油をひき、中火で(1)のにんじんを入れてしんなりするまで炒めたら火を止めて、【B】を加えて混ぜ合わせる
step
4白米(温かいもの)をボウルなどの容器に入れ、塩小さじ1/4と、ごま油小さじ1を入れて混ぜ合わせる
step
5ラップを机の上にひき、その上に焼き海苔1枚をのせ、(4)の白米を半分ほど、焼き海苔の手前(自分がいる側)に3/4程に均一に広げる。(1)のほうれん草、(2)の牛こま切れ肉、(3)のにんじんを、それぞれ半分ほど(4)の白米の上にのせたら、手前から巻いて形を整える。もう1枚の海苔と残った白米、材料でもう1本作る
※白米が熱いと、巻くときに熱く感じる場合があるので、気をつけて巻いてください。
※巻きすがある場合は、ラップの下に巻きすをしいてください。ラップでも十分です!
焼き海苔は冷蔵庫での保存がおすすめ
「買ったけれどなかなか消費できない...」という方は、冷蔵庫での保存がおすすめです。
封を開けた海苔は、付属の乾燥剤と一緒に、ジップロックなど密閉できる保存袋に入れて、空気を抜いてしっかり密閉させておけば、焼き海苔のパリパリとした食感を保つことができますよ!
冷蔵庫で保存していて冷えている海苔は、常温に戻してから開封するとよいでしょう。
LULUMAMAは「キンカン」が提唱する血流改善につながる情報を紹介するサイトです。