LULUMAMAメイトvol.3
この連載では、さまざまなシーンで活躍している女性を、LULUMAMA編集部がインタビューし、発信していきます。
皆さんのライフスタイルにおけるヒントになれば嬉しいです。
今回登場するのは、料理家・栄養士・食育アドバイザーとして書籍、雑誌、テレビ、企業サイトなどでオリジナルレシピを開発・紹介している、ほりえ さちこさんです。
まずは、LULUMAMAのテーマである「血流改善でママを応援する」にちなんで質問させていただきました。
Q.血流をよくするために食事で意識していることはありますか?
A.温かい飲み物を飲む・発酵食品を取るようにすることを意識しています。
朝はまず白湯、日中も常温の飲み物か白湯を飲んでいます。
発酵食品も積極的に取っています。
ヨーグルトをよく食べているのですが、ヨーグルトメーカーで作って、家に常備しています。
冬場は体を冷やさないように、レンジで数秒加熱してホットヨーグルトにして食べています。
ホットヨーグルトに、梅干しとはちみつを混ぜて食べるのが好きです。
ーー発酵食品を積極的に取り入れているんですね!血流改善を促してくれる発酵食品はたくさんありますよね。
LULUMAMAでも血流改善に繋がる食材として、味噌や納豆を紹介しています。
ポイント
味噌に含まれている大豆イソフラボンは、腸内細菌の働きによって、動脈硬化の原因を和らげる働きがあるとされる『エクオール』に変わります。
また、納豆に含まれているナットウキナーゼは、血液中に出来る血の塊(血栓)を溶かす働きがあります。
記事では、そのほかの栄養素、栄養素の働き、レシピも紹介しているので、ぜひご覧になってみてください。
Q.血流をよくするために食事以外で意識していることはありますか?
A.こまめに動いたり、リンパを流したりしています。
※写真はイメージです
お風呂は毎日15分以上浸かります。
お風呂に入っているときは、ローラーでふくらはぎなどリンパを流すようにしています。
ほかにも、時間があるときはホットヨガに通っています。
あとは、外出時は階段を使い、エレベーターやエスカレーターは使わないようにしています。
ーー日々の積み重ねが大切ですよね!
LULUMAMAでも、おうちで簡単にできるセルフマッサージを紹介しています。
また、お風呂上りに簡単なストレッチを行うのもおすすめです。
こちらもぜひご覧になってみてください。
ここからは、ほりえさんの"お仕事" についてインタビューをしていきます。
今のお仕事を始めたきっかけを教えてください。
※写真はイメージです
ほりえさん:私の両親は共働きで、母の帰宅が遅いときは祖母が夕飯を作ってくれていましたが、小学校4年生の時に、祖母が入院してしまいました。そのときに、母が分厚い料理本を買ってきてくれました。これが料理本との出会いでした。
それからは毎日、その料理本を見ながら夕飯を作っていました。
暇さえあればいつも料理本を眺め、掲載されていたレシピは全て作りました。
さらに図書館で、『きょうの料理』や『栄養と料理』などの料理本を読むようにもなりました。
そのうち、「いつかここに載っている料理の先生のように、料理本を出版できるような料理の先生になりたい」と思うようになりました。
この思いはずっと変わらず、大学は栄養士の資格を取得できる所に通い、大学4年生の時には『祐成陽子クッキングアートセミナー』にも通いました。
そこで、フードコーディネーターの資格を取得し、大学卒業後に祐成陽子クッキングアートセミナーのアシスタント、講師を経て独立し、現在に至ります。
ーー幼い頃から抱いていた夢を実現させたのですね!大学の学業だけでなく、自らセミナー等にも通っていたなんて、すごいです...!
実現するまでに大変だったことはありますか?
※写真はイメージです
ほりえさん:独立したと同時に、雑誌の仕事が決まり、仕事も複数受注したので順調!
…と思った矢先に妊娠、そして出産に至りました。
育休中は、「子育てで毎日が満たされているし、料理本を出版する夢は諦めることになるのかな...」と思うこともありました。
そんな気持ちから、再び仕事に対するエンジンをかけ直すまでが大変でした。
順風満帆に夢を叶えられたよう見えるほりえさんですが、過去にはそんな悩みを抱えていらっしゃった時期もあったんですね...!
再びお仕事へのエンジンがかかったきっかけはなんですか?
エンジンをかけ直せたのは、仕事復帰後に主催したフードイベントがきっかけでした。
このイベントに、産休前、仕事をご一緒していた編集者さんたちが、会いに来てくださり、さらに、また一緒に仕事をしようと声をかけてくださいました。
また、このイベントをPRするために招待状を作って、雑誌社に送ったのですが、それがきっかけで新規の仕事の受注に繋がったものもあり、再び仕事に対するエンジンがかかりました。
あとは、両親の存在も大きいです。
子どもが保育園に入園する前までは、仕事の撮影がある前日の夜に、茨城に住んでいる私の母に預けていました。
保育園に入園した後も、仕事が遅くなりそうな時は、母にお迎えを頼んでいました。
両親にはとても大変な思いをさせてしまったと思っていますが、それでも嫌な顔をひとつせず、いつでも快く子どもの面倒を見てくれた両親には感謝がつきません。
そんな両親のためにも、頑張ろうと思って、ここまで自分を奮い立たせることができました。
ーーフードイベントの主催がきっかけだったのですね!
どんな時も、前進する姿勢を見習いたいです。
ご両親への感謝も原動力になっているなんて素敵です...。
たくさんの資格取得をされているようですが、子育ての間は、どのようにして資格取得のための勉強時間をつくっていましたか?
※写真はイメージです
ほりえさん:栄養士やフードコーディネーターの資格は出産前に取得しましたが、飾り巻き寿司インストラクターは子どもが保育園に通っている時期に取得した資格です。
その時は、子どもが保育園に通っている間に講習を受けたり、早起きして時間を作り勉強をしたりしましたね。
本当は、夜、子どもを寝かしつけてからも勉強をしたかったのですが、一緒に寝てしまうことが多かったので...頑張って早起きをしていました!
ーー努力の結果が今に繋がっているのですね...今でも雑誌のお仕事にメディアの出演、レシピの開発...本当にお忙しいと思います。
どのようにしてモチベーションを保っているのですか?
※写真はイメージです
ほりえさん:疲れたときは、無理せずリフレッシュします。スパやオイルマッサージ、大好きな雑貨屋さんや食器屋さんに行きます。
食器屋さんに行くと、「このお皿にこんな料理を盛ったら美味しそう!!」など、フードスタイリングを想像するとワクワクして、テンションが上がります。
あとは、美味しいものを食べに行きます。
盛り付けや食材の組み合わせは勉強になりますし、美味しいものを食べると元気になります。
「美味しいものを食べられるように仕事を頑張ろう!」って思えますね。
また、私の作った料理や紹介したレシピを作って食べた方が、美味しいと言ってくださるのを見たときや、子どもが「今日のお弁当美味しかった~!」と空のお弁当箱を持って帰ってきてくれたときは、「もっと美味しいものを作ろう!」と奮い立たされ、モチベーションが上がりますね。
自分が関わった作品の見本誌が届いたときも、見本誌を見ながら「次はこんな料理を紹介したいな!」とワクワクし、やる気が出てきます。
こうやって振り返ってみると、仕事の結果がモチベーションに繋がることも多いですね。
モチベーションが上がるような、よい結果を出すために、仕事を頑張ろうと思えているのかもしれません。
ーーお料理が本当に好きなんですね...!ほりえさんのInstagramに掲載されている写真からも、お料理への愛情が伝わって来ます。
どんなに忙しくても、自分のための時間を作ることは大切ですね。
充実した毎日を過ごされているように見受けられるのですが、今抱えている悩み事はありますか?
※写真はイメージです
ほりえさん:ブログやSNSの投稿などを使って発信することが上手な方はたくさんいますが、私はあまり得意ではありません...。自己プロデュースがとても苦手なので、悩んでいます。
時々「この発信は誰かの役に立てているのかな?」と不安になることもありますが、はじめたからにはしっかりと続けたいと思い、日々試行錯誤をくり返しながら発信しています。
さらに喜んでもらえるような発信ができるように頑張ります。
ーーすでに素敵な発信をされているのに、さらにいい発信を目指す向上心、かっこいいです!
お仕事において、一番大切にしていることはなんですか?
ほりえさん:どんなに忙しいときでも、冷静に段取りを考えて、丁寧にこなします。
頂いた仕事はすべて大切なので、やっつけ仕事にならないように心がけています。
ーー常に丁寧なお仕事をされているからこそ、周りの方からの信頼も厚く、お仕事の依頼も尽きないのですね...!素敵です。
ご家族と過ごす時間も限られているとは思うのですが、ご家族と仲良く楽しく過ごすために心がけていることはありますか?
ほりえさん:週末の夜ごはんの時は、子どものサッカーの試合のビデオや幼い頃のビデオを一緒に観て楽しんでいます。
テレビを見るよりも、たくさん会話ができます。
また、居心地のよいリビング作りを心がけています。
子どもも自分の部屋よりもリビングにいる時間の方が長く、一緒にくつろぐ時間を作ることができています。
ーーテレビを見るよりも、お子さまが活躍しているビデオを一緒に観て、たくさん会話をされているんですね…!
聞いているだけであたたかな空間を想像することができ、ほっこりしました。
ほりえさん、ありがとうございました!
ほりえ さちこさんから子育て中のママへ応援メッセージ‼︎
今、私の子どもは16歳になりました。
さすがにもう手はかからなくなりましたが、まだまだ親としては心配なことばかり。
将来幸せになってほしいから、つい小言を言ってしまいますが、本人にはこの気持ちはあまり届かず、きっとうるさいと思われています。(笑)
子育てって難しいですよね。
それでも子どもの成長はとても嬉しいものです。
大変なことも多いけれど、子どもから元気をもらっていることもたくさんあります。
こんな私でも仕事と子育てを両立できたのは、家族の協力のおかげ、そして、完璧を求めすぎないことを意識したからだと思います。
例えばお掃除...みんながくつろげるように、きれいにするけれどやりすぎない。自分の心に余裕が持てる範囲でやっています。
(とはいえ、A型なので一度スイッチが入るとけっこう完璧にしたくなることもありますが...)
ママに笑顔がないと、家族も暗くなってしまうと思っています。
いつも元気で明るくいられるように、心に余裕を持つことを意識しています。
皆さんも肩の力を抜いて、笑顔を大切に、一緒に明るい家族をつくっていきましょう!
ほりえ さちこ さん
栄養士、食育アドバイザー、ヨーグルトソムリエ、乳酸菌ソムリエ、飾り巻き寿司インストラクター、日本うま味調味料協会うま味応援団。
テレビや雑誌、著書などで、自らの育児経験を生かした栄養バランスのとれた簡単でおいしい料理レシピを提案。
食育やスポーツ栄養の講演も行うなど、多方面で活躍。
Instagramでは息子(高1)に作ったお弁当、おやつ等のレシピを投稿中。見るだけでテンションが上がる可愛らしい投稿は必見です!
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