今回は、さつまいもの栄養素と、それぞれの栄養素の働き、さつまいもを使ったレシピを紹介します。
さつまいもの消化スピードについても紹介しています。
さつまいもの消化スピードは？
さつまいもには、食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維はすぐに消化されず、胃の中に長くとどまるため、さつまいもを体内で消化するまでには、60分ほどかかると言われています。
食物繊維は、体外に排出されるまでに少し時間がかかりますが、便秘の予防や、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっている成分です。
食物繊維は、多くの日本人に不足していると言われています。
さつまいもだけでなく、こんにゃくやかぼちゃ等にも含まれています。
積極的に食事に取り入れていきましょう。
ただし、風邪や熱など体調が優れない時は、消化のよい食べものを選んだ方がよいでしょう。
さつまいもに含まれる血流改善に繋がる栄養素とその働き
さつまいもに含まれる血流改善に繋がる栄養素を紹介します。
さつまいもの栄養素（一部）
- 食物繊維
- ビタミンC
- ビタミンE
- カリウム
食物繊維
水溶性食物繊維は、体内の余分な脂質をからめとって排泄する他、糖の吸収を穏やかにします。
不溶性食物繊維は、便のカサを増やして腸の働きを促し、お通じをよくしてくれます。
さつまいもには、いずれの食物繊維も含まれています。
ビタミンC
コラーゲン、L-カルニチン生成の手助けをします。
ビタミンＣには抗酸化作用もあります。
ビタミンE
免疫機能を高め、その結果、体内に侵入してくる細菌やウイルスから、体を守ります。
また、血管拡張を促し、血管内で血液が凝固し、血流が滞ってしまうことを防ぎます。ビタミンEにも抗酸化作用があります。
カリウム
腎臓で行われるナトリウムの再吸収を抑える働きがあります。
この働きによって体内の余分なナトリウムを体外へ排出します。
簡単さつまいもレシピを紹介！
おうちで簡単に作れる、さつまいもを使ったレシピを紹介します。
おやつやおかずにぜひ！
さつまいもとナッツのメープルシロップ
- さつまいも...2本（普通のサイズ、合計300g程度）
- 無塩MIXナッツ...80g
- ココナッツオイル（オリーブオイルでも可）...大さじ1
- メープルシロップ...大さじ2
- 塩...小さじ1
step.1 さつまいもは洗って食べやすい大きさに乱切りし、水を張ったボウルに入れて10分ほど置く。10分ほど経ったらボウルから出してキッチンペーパーで水気を拭き取る
step.2 （１）を耐熱皿に移して、上からふんわりラップをかけて600wの電子レンジで5分加熱する。加熱し終わったら電子レンジから出し、ラップを外して冷ます
step.3 （２）の間に、厚手のジッパーバッグやビニール袋の中にMIXナッツを入れて、麺棒もしくはスプーンでたたいて砕く
※ビニール袋を使用する際は2重にし、袋が破けないように注意してください
step.4 フライパンにココナッツオイル（オリーブオイル）を入れて全体に馴染ませ、（２）を入れて中火で炒める。5分ほど炒めて、さつまいもがきつね色になったら、（３）を加えてさらに2分ほど炒めながらさつまいもとMIXナッツを混ぜ合わせる。2分ほど経ったら焦げるのを防ぐため、火を止める
step.5 （４）にメープルシロップと塩を加えたら、再び中火で混ぜ合わせながら炒める。水気がなくなったら火を止めて、お皿に盛り付ける
完成🌟
お好みでシナモンパウダーを加えるのもおすすめです。
シナモンには、体を温める働きがあります。
さつまいものレモンクリームパスタ
- さつまいも...1本（普通のサイズ、合計150g程度）
- サラダチキン...100g
- アスパラ...4本
- スパゲッティ（乾麺）...200g
〈レモンクリームソース〉
- 生クリーム...200cc
- 塩...ひとつまみ
- 胡椒...少々
- バター...10g
- レモン...1個（普通サイズ、80g程度）
※レモン汁大さじ2でも可
step.1 さつまいもは洗って輪切りにし、さつまいもが浸るくらいの水を張った鍋に入れ、塩（分量外）を加えたら中火で15分ほど茹でる
step.2 アスパラはスジを取って斜め切りにし、鍋にアスパラが浸るくらいの水を張って沸騰させ、水が沸騰したらアスパラを入れて、中火で1分30秒ほど茹でる
step.3 サラダチキンは食べやすいサイズにほぐし、レモンは半分に切って器の上で絞りレモン汁を作る
step.4 スパゲッティを茹でる鍋に水と塩（分量外）を入れてお湯を沸かし、お湯が沸いたらスパゲッティを入れて茹でる。茹で終わったらザルに移して湯切りをする
※茹で時間は、使用するスパゲッティの袋などに記載されている説明にしたがってくださいね。
step.5 フライパンを中火にかけてバターを溶かし、塩、胡椒、生クリーム、レモン汁を加えて混ぜる。馴染んできたら、（１）〜（４）を加えて混ぜ合わせる
完成🌟
お好みで、黒こしょうを加えても美味しいです！
さつまいもで美味しく血流改善を
今回は、さつまいもの血流改善につながる栄養、そして、さつまいもを使ったレシピを紹介しました！
食欲の秋、ぜひ楽しんでくださいね✨
LULUMAMAは「キンカン」が提唱する血流改善につながる情報を紹介するサイトです。