オートミールと玄米、どちらがよいのかも紹介!ダイエットや健康のために、主食としてオートミールか玄米、どちらを食べるか悩んでいる方もぜひ参考にご覧ください。
オートミールの種類は主に4つ!それぞれの違いは?
オートミールとは、オーツ麦(えん麦)を脱穀し、食べやすく加工したものです。
オートミールには主に4つの種類があります。
オートミールの種類
・スティールカットオーツ
・ロールドオーツ
・クイックオーツ
・インスタントオーツ
どれも原材料は同じオーツ麦ですが、加工方法が違います。
スティールカットオーツは、オーツ麦のもみ殻を取り除き、1粒を2~3分割に砕いたもの、ロールドオーツは、オーツ麦のもみ殻を取り除き、蒸してから押しつぶし、乾燥させたものです。オーツ麦のつぶつぶした食感が楽しめて、食べ応えがあります。
一方でクイックオーツは、ロールドオーツを細かく粉砕したもの、インスタントオーツはロールドオーツを調理して乾燥しています。
オートミールに含まれている血流改善につながる栄養素とその効果
オートミールに含まれている血流改善につながる栄養素とその効果についてご紹介します。
オートミールに含まれる血流改善に繋がる栄養素(一部)
- 食物繊維
- 鉄
- マグネシウム
- 葉酸
- ビタミンE
- カリウム
食物繊維
オートミールには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が含まれています。
水溶性食物繊維は、腸の中で糖の吸収を緩やかにし、脂質などを絡めとって排出します。
不溶性食物繊維は、便のカサを増やして腸の働きを促し、お通じをよくしてくれます。
鉄
赤血球中のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンを構成しているミネラルの一種です。
ヘモグロビンは、全身に酸素を運び、体の状態を良好に保つ働きがあります。
鉄分が不足すると、ヘモグロビンが作られないため、鉄欠乏性貧血を引き起こします。
マグネシウム
マグネシウムは、健康を維持するために必要なミネラルの一種です。
マグネシウムは、骨を形成するほか、血圧の調整、体温の調整、筋肉の収縮、神経情報の伝達などに関わる酵素の補助因子として働いています。
葉酸
葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球の合成を助けるビタミンです。
また、動脈硬化の原因の1つと考えられている『ホモシステイン』を、『メチオニン(必須アミノ酸の1つ)』に変換する働きに関与しています。
動脈硬化の予防に重要な働きをしている葉酸は、良好な血流を保つ手助けをしてくれるでしょう。
葉酸はひよこ豆にも豊富に含まれています!
ひよこ豆の栄養素やひよこ豆を使ったレシピを紹介しています。
ビタミンE
ビタミンEは、免疫機能を高め、体内に侵入してくる細菌やウイルスから細胞を守る手助けをします。
また、血管拡張を促し、血管内で血液が凝固し血流が滞ってしまうことを防ぎます。
ビタミンEには抗酸化作用もあります。
抗酸化作用は、動脈硬化を起こす原因となる過酸化脂質の生成を抑えてくれる働きをしています。
玄米よりもオートミールの方がいい?
オートミールは玄米と比べると、食物繊維が多く糖質が低いです。
脂質は多く、カロリーは同じくらいです。
便通をよくしたい方、糖質が気になる方はオートミールがおすすめです。
ダイエット目的でオートミールを食べる場合、食物繊維が多く、食べすぎるとお腹を下したり、便秘になってしまったりすることがあるため、食べ過ぎには注意しましょう。
オートミールを使った絶品簡単レシピを紹介
今回は、一般的にスーパーで販売されているインスタントオーツを使ったレシピを紹介します。
体ポカポカ!オートミール生姜粥
- インスタントオーツ...60g
- 水...350mL
- 味噌...大さじ2
- 乾燥わかめ...2g程度(小さじ2)
- 生姜チューブ...2~3cm
step.1 鍋にインスタントオーツと水を入れて中火にかけ、沸騰してきたら弱火にし、ふたをして3分間煮る
step.2 (1)に味噌と乾燥わかめと生姜チューブを入れてかき混ぜる
step.3 しっかり混ざったらお皿に盛る
✨完成✨
味噌、生姜にも血流改善につながる栄養素がたくさん含まれています!ルルママでも味噌・生姜のレシピを紹介しているので、ぜひご覧ください。
砂糖不使用!体に嬉しいオートミールパンケーキ
※写真はイメージです
- インスタントオーツ...60g
- 豆乳(牛乳でも可)...100mL
- 卵(Mサイズ)...1個
- ベーキングパウダー...4g
- バナナ...1本
- バター...適量(生地を焼く用・味付け用)
- はちみつ...お好み
step.1 耐熱ボウルにインスタントオーツと豆乳を入れて混ぜ合わせ、ふんわりとラップをかけて600wの電子レンジで2分温める
step.2 バナナを容器に入れて、フォークでつぶす
step.3 (1)が冷めたら、(2)と卵とベーキングパウダーを入れて、しっかり混ぜる
step.4 弱火で熱したフライパンにバターを入れて溶かし、(3)を1/4ずつ、くっつかないようにフライパンに入れて形を丸く整える。表面がきつね色になってきたら、ふたをして、弱火で3分ほど加熱し、ひっくり返して再びふたをして3分ほど加熱する
step.5 (4)がしっかり焼けて生地が固まっていたらお皿に盛り付ける。まだ生地が固まっていない場合は、さらに1分ふたをして加熱する
step.6 お好みではちみつやバターを盛り付ける
✨完成✨
オートミールで快調に!
最近では、スーパーで購入できるオートミールの種類も増えてきているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
オートミールはごはんにもおやつにもできる万能な食材なので、色々なオートミールの食べ方を楽しみつつ、さらに健康な体を目指してみては?
LULUMAMAは「キンカン」が提唱する血流改善につながる情報を紹介するサイトです。