記事では管理栄養士の竹本さんに、味噌に含まれている栄養素や味噌の魅力を聞きました。簡単で面白い変わり種レシピも紹介します!
味噌の効果で血流改善はできる?
味噌には大豆イソフラボンと乳酸菌が含まれています。
大豆イソフラボンには、腸内細菌の働きによって動脈硬化の原因を和らげる働きがあるとされる『エクオール』に変わります。
一方、乳酸菌には、腸内環境を整える力があります。
腸内環境が整うことでエクオールが効率的に産生される可能性が高まります。
血流改善を目指して、大豆イソフラボンと乳酸菌が一緒に含まれている味噌を食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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味噌の1日あたりの摂取量は?
味噌は1日にどのくらい摂るのがいいのでしょうか?
厚生労働省が出している『日本人の食事摂取基準』には、味噌の摂取量の規定はないため、塩分量を基準に考えてみました。
・男性…7.5g
・女性…6.5g
メーカーや作り方、味噌の種類にもよりますが、味噌汁1杯で使用される量(大さじ1弱、16g程度)に含まれている塩分は約2gです。
味噌汁の飲み過ぎは塩分を過剰摂取してしまう可能性もありますので、注意してくださいね。
また、日々の生活では味噌以外からも塩分を摂取しています。
適正な塩分量になるように意識しながら味噌を食卓に取り入れるとよいでしょう。
色んな楽しみ方がある!味噌を使ったアレンジレシピ
香ばしい香りで食欲UP間違いなし!『味噌チャーハン』
・味噌…大さじ3杯
※薄味がお好みの方は大さじ2杯程度
・鶏ガラスープの素…小さじ1杯
・炊いたお米…300g(お茶碗2杯分)
・たまご(M)…3つ
・牛ひき肉…200g
・刻みねぎ…40g
・ごま油…大さじ3杯
・お湯…大さじ3杯
1.お湯に味噌と鶏ガラスープの素を溶かす
2.卵たまごをボウルに割り、溶きほぐす
3.フライパンにごま油をひき、たまごを入れ、半熟になるまで炒める
4.たまごが半熟になったら、一度お皿に引き上げる
5.フライパンにごま油をひき、ひき肉を炒める
6.ひき肉を炒めたら、フライパンに{作り方4}のたまごとご飯、刻みねぎを30g入れて中火で混ぜる
7.{作り方1}で用意した『味噌』『鶏ガラスープの素』『お湯』を{作り方6}のフライパンに入れる
8.フライパンの水分を飛ばしながら、混ぜ合わせるたら完成
9.お皿に盛り、刻みねぎ10gを盛り付けたら完成
味噌で簡単!低糖質なおやつ『味噌のおから蒸しパン』
・味噌…大さじ3杯
・牛乳…100mL
・小麦粉…100g
・おからパウダー…100g
・黒糖…20g
・サラダ油…大さじ2
・ベーキングパウダー…10g
・シリコンカップ…6つ
※無い場合はアルミカップでもOK
1.ボウルに小麦粉、おからパウダー、黒糖、味噌、牛乳、ベーキングパウダー、サラダ油を混ぜる
2.カップ8分目まで生地を入れる
3.フライパンに水を2cm程度入れて、弱火で温める
4.フライパンに{作り方2)で準備したカップを入れる
5.{作り方4}のフライパンに、アルミホイルをかぶせる
6.20分ほど蒸し焼きにする
7.竹串を刺して、生地が固まっていることを確認できたら完成